三菱Qシリーズタッチパネルはデジタル(GP-Pro EX)GP3000シリーズの接続例を簡単に説明します。
①シーケンサー直結
接続機器
CPUユニット | ハイパフォーマンスモデルQCPU Q02HCPU |
通信方式 | RS232C |
接続ケーブル | デジタル製 CA3-CBLQ-01(5m) 三菱製 QC30R2(3m) ダイヤトレンド製 DQCABR2V-H |
ソフト説明
表示機と接続機の選択
・接続機は1台
・メーカーは三菱電機(株)
・シリーズはQシリーズcup直結
・ポートをCOM1に設定します。
通信設定
GP-Pro EXの設定をします。
まず、設定画面を表示させます。
(表示させるには「プロジェクト」メニューの「システム設定」-「接続機器設定」をクリックします。)
・メーカーは三菱電機(株)
・シリーズはQシリーズcup直結
・ポートをCOM1に設定します。
・通信方式 RS232C
・通信速度 19200
・設定項目を確認します。
・接続機側の設定は無く通信速度は表示器の設定にあわせて自動で切り替わります。
②RS-232C接続
接続機器 結線図1の場合
CPUユニット | ハイパフォーマンスモデルQCPU Q02HCPU |
シリアルコミュニケーションユニット | QJ71C24N-R4 |
接続ケーブル | デジタル製 CA3-CBLQ-01(5m) 自作ケーブル(ケーブル長は最大で15m以内にします。) |
ソフト説明
表示機と接続機の選択
・接続機は1台
・メーカーは三菱電機(株)
・シリーズはQ/Anシリアルコミュニケーション
・ポートをCOM1に設定します。
通信設定
GP-Pro EXの設定をします。
まず、設定画面を表示させます。
(表示させるには「プロジェクト」メニューの「システム設定」-「接続機器設定」をクリックします。)
・メーカーは三菱電機(株)
・シリーズはQ/Anシリアルコミュニケーション
・ポートをCOM1に設定します。
通信方式 | RS232C |
通信速度 | 19200 |
データ長 | 8 |
パリティ | 奇数 |
ストップビット | 1 |
フロー制御 | ER(DTR/CTS) |
型式 | QnA互換4Cフレーム:形式 5 |
・設定項目を確認します。
機器設定
接続機器設定の機械別設定から設定したい接続機器の「設定」をクリック。
※複数の機器を接続する場合は「機器を追加」をクリックすることで接続機器を増やすことができる。
※QJ71C24,QJ1C24-R2で2つのインターフェースを使用する場合、CH1,CH2の通信速度の合計が115200以内になるように設定する。
接続機器の設定
GX Developerのパラメータの中のPCパラメータをクリックしI/O割付設定タブを選択
・種別を選びインテリヲ選択する。
・スイッチを選択して
設定スイッチ | 設定値 | 設定内容 |
スイッチ1 | 07E6 | 伝送速度=19200 |
データ長=8 | ||
パリティーの有無=有 | ||
パリティ=奇数パリティ | ||
ストップビット=1 | ||
サムチャック=有 | ||
スイッチ2 | 0005※ | モード=形式5 |
スイッチ5 | 0000 | 局番=0 |
※注意 使用する「形式に」合せて設定
QJ71C24,QJ71C24-R2で2つのインターフェースを使用する場合は
CH1,CH2の通信速度の合計が115200以内になるように設定をする。
③ネットワーク経由Ethenet
接続機器
CPUユニット | ハイパフォーマンスモデルQCPU Q02HCPU |
Ethernetインタフェースユニット | QJ71E71-100 |
•Ethernetケーブルはストレートケーブルを使用してください。
接続機器と表示器を直接 Ethernetケーブルで接続する場合は、クロスケーブルも使用できます。
ソフト説明
表示機と接続機の選択
・接続機は1台
・メーカーは三菱電機(株)
・シリーズはQ/Anイーサネット
・ポートをイーサネット(UDP)に設定します。
通信設定
GP-Pro EXの設定をします。
まず、設定画面を表示させます。(表示させるには「プロジェクト」メニューの「システム設定」ー「接続機器設定」をクリックします。
・メーカーは三菱電機(株)
・シリーズはQ/Anイーサネット
・ポートをイーサネット(UDP)に設定します。
・設定項目を確認します。
例 ・ポート番号 7010とします。
機器設定(タッチパネル側)
接続機器設定の機械別設定から設定したい接続機器の「設定」をクリック。
・「基本設定」タブを選択しIPアドレス・ポート番号を入れる
・接続先のアドレスとポートを入力
例として
IPアドレスを192.168.0.1 | ポート番号を6010 |
と入力をします。
・IPアドレスの設定には担当者に使用するアドレスを確認するようにしましょう。
又、重複するIPアドレスは設定しないように注意してください。
・「ラダーモニタ」タブを選択・初期設定で自局ネットワーク番号1・自局番号・PC番号2となっている。
※複数の機器を接続する場合は「機器を追加」をクリックすることで接続機器を増やすことができる。
接続機器の設定(シーケンサー)
GX Developerのパラメータのネットワークパラメータにて設定する。
例として
設定項目 | 設定 |
ネットワークの種別 | Ethernet |
先頭I/O No. | 0000 ※XY割付 |
ネットワーク No. | 1 |
グループ No. | 0 |
局番 | 1 |
モード | オンライン |
動作設定
設定項目 | 設定 |
交信データコード設定 | バイナリコード 交信 |
イニシャルタイミング設定 | 常にOPEN待ち |
IPアドレス 設定 | 192.168.0.1 |
送信フレーム設定 | Ethernet(V2.0) |
TCP生存確認設定 | Pingを使用 |
RUN中書込みを許可する | 許可する |
オープン設定
設定項目 | 設定 |
プロトコル | TCP |
オープン方式 | 無効 |
自局ポート番号 | 177A ※16進で着入力 |
交信相手 IPアドレス | 192.168.0.10 ※タッチパネル側IPアドレス |
交信相手 ポート番号 | 1B62 ※16進で着入力 |
固定バッファ | 送信 |
固定バッファ 交信手順 | 手順有 |
ペアリングオープン | ペアにしない |
生存確認 | 確認しない |
とこのように設定します。
制御技術G 人見優