今回も前回と同様、一からCADデータを作る方法でステップ別に進めたいと思います。
それでは早速始めましょう。
下図が完成図と寸法図です。
今回は小型ルータの表面をモデルにしています。それではこのパーツを作ってみましょう。
-CADテク#9・#10・#11・#12・#13-
CADテク#1~#8が気になる方は『『すぐに使いたい便利なCADテクニック』のバックナンバー』をご覧ください。
【ステップ1】寸法図を見本に外形図を書いてみよう。
【ステップ2】寸法図の通りに細々したものを書き足してみよう。
【ステップ3】書いた文字を回転させてみよう
以上で今回のパーツは完成です。
オブジェを回転する際に回転範囲が90°、180°、270°の場合、CADには直角モードがあるので直角モードをONにした状態で回転させると良いでしょう。
【ステップ4】ブロック定義と分解
やる事は前回の『すぐに使いたい便利なCADテクニックVOl.2』で試したブロックとして貼付と同じで、複数の個別オブジェを1つの集合体にします。
CADテクまとめ ~コマンド欄入力(小文字でも可)~
#9. フィレット :『 FILLET 』もしくは『 F 』
#10.文字入力 :『 MTEXT 』 もしくは『 MT 』
#11.回転 :『 ROTATE 』もしくは『 RO 』
#12.ブロック定義:『 BLOCK 』もしくは『 B 』
#13.解除 :『 EXPLODE 』もしくは『 X 』
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
また今後もすぐに使いたい便利なCADテクニックをアップしていきたいと思います。
制御技術 古賀