三菱PLCパーツのご紹介

今回は三菱電機MELSEC-Qシリーズ各ユニットを簡単に紹介します。

1.CPUユニット

シーケンサシステムを制御するユニット。
ラダープログラム等の演算し、入出力信号の処理を行います。

2.ベースユニット

電源ユニット、CPUユニット、入出力ユニットを装着するユニット。
基本ベースユニット、増設ベースユニットがあり用途により選別が必要です。

3.電源ユニット

CPUユニット、入出力ユニットなど各ユニットに電源を供給するためのユニット。

4.入出力ユニット

入力および出力の機器との接続用のユニット。
入出力共に電圧の選定が必要です。
また、出力ユニットは出力方式なども注意が必要になります。

入出力ユニットの設定は弊社下記ページをご参照下さい。
⇒MELSEC-Qシリーズの入出力を増やす

入　力

出　力

5.アナログ入出力ユニット

データをアナログ方式で入出力するユニット。
主に入出力共に、電圧入出力、電流入出力タイプ、電流・電圧入出力タイプが有り選定が必要です。

アナログ入出力ユニットの詳しい説明は弊社下記ページをご参照下さい。
⇒アナログ信号機器からの入出力の可能にする変換ユニットの利用法

アナログ入力

アナログ出力

6.CC-Linkユニット

CC-LinkにおけるCC-Link　マスタ局/ローカル局となるユニット。
制御と情報の融合を図るCC-Linkは、リアルタイム性、分散制御、インテリジェント機器との通信、RAS機能など機能・性能を備えるとともに、数々のフィールド機器とオープン環境を提供する省配線と情報化のためのネットワークです。

CC-Linkの詳しい説明は弊社下記ページをご参照下さい。
⇒CC-Linkで具体的にシステム構成してみる

7.Ethernetユニット

Ethernetユニットは，パソコンやワークステーションなどの上位システムやタッチパネルなどとシーケンサシステムをEthernet経由で接続するためのシーケンサ側のインタフェースユニットです。
TCP/IPまたはUDP/IP通信で、シーケンサのデータの収集／変更、CPUユニットの動作監視、状態制御、および任意のデータの受渡しができます。

Ethernetユニットの接続については弊社下記ページをご参照下さい。
⇒Ethernetユニットの接続、設定について

8.シリアルコミュニケーションユニット

シーケンサのデータ収集/変更、監視/管理、計測データの収集などが出来るシリアルコミュニケーションユニット。
シリアルコミュニケーションユニットは、外部機器とシーケンサをシリアル通信回線(RS-232、RS-422、RS-485)で接続するユニットです。

シリアルコミュニケーションユニットの通信設定は弊社下記ページをご参照下さい。
⇒シリアルコミュニケーションユニットによる通信設定、接続例

※画像は三菱電機HPより引用

制御技術G 　　齊藤